ブルネイ紀行

2004年9月20日から27日まで、KK(コタ・キナバル)経由でブルネイ行った。ブルネイ
訪問は初めてである。9月22日KK空港からロイヤルブルネイ航空(BI824)でブルネイ
空港までは乗ってから30分足らず、出されたジュースを飲み出入国カードを書き終わらな
いうちに着いてしまった。空港で5万円を両替したら734B$になった。ブルネイではシンガ
ポール$も等価で流通している。シエラトン・ウタマ・ホテル(一泊シングル・朝食付185B$)
に投宿首府バンダル・スリ・ブガワンは、先日のブルネイ王国皇太子の結婚式の余熱が
残っていた。空港からホテルまでのタクシー料金は25B$であった。

同日、ホテル到着後、部屋でシャワーと休息、夕方からタクシーでジュルドン・パーク
遊園地へ向かった。「東南アジア1のテーマパーク」との宣伝文句に惹かれて来てみ
たが、時間が早かったせいか観客が私と現地の親子連れ1組だけで従業員の数の
ほうが多かった。現地にお住まいの方に聞いたら平日の5時半ころは一番すいている
時間帯とのことだった。それでも回転木馬を見たときには、懐かしく思わず乗ってしまった。
入園料1B$、回転木馬は一回4B$。ホテルからジュルドン・パークの送り迎えのタクシー
料金が70B$であった。虫に敏感な方は虫除けクリームなど塗って行かれると良い。

ジュルドン・パーク近くのレストラン街(といっても7〜8軒)でナシ・アヤム
とココナッツ・ジュース等で夕食を摂った(1人10B$位)。

翌日(9月23日)は、ブルネイの旅行社 フレーミートラベルサービスの一日市内観光
(1人120B$)に参加した。先ずはタム(オープン・マーケット)の見学。東南アジアでよ
く見かける風景である。場所はキアンゲ川(ブルネイ川支流)沿いにある。生鮮野菜など
はマレーシアのリンバンから船で運ばれていると言うことである。

マレー技術博物館はブルネイの人々の伝統的な狩猟や漁法などの
民俗資料をわかりやすく展示している。水上集落の中でもだんだんと
鍛冶屋や機織りなどに職業が分化して行く様子が見てとれる。

ブルネイ博物館は国王が所有するイスラム文化の美術工芸品
が展示されている。一角にはブルネイの石油産業の展示コーナーがある。

カンポン・アイール(水上集落)はボルネオ島のあちこちで見ることができるが、
ブルネイ川の上につくられた、ここのカンポン・アイールが一番大きい。今も、バ
ンダル・スリ・ブガワンの人口の3割、約3万人が暮らしていると言われている。
一軒のお宅を訪問したが、床面積は広く、中は清潔で文化的生活を営んでいた。
ボルネオ島にはカンポン・アイールと言ってもバラックの寄せ集まりのようなところ
もあり、その多様性には驚かされる。

ロイヤル・レガリアは王家ゆかりの財宝を保存展示している。靴を脱いで入館すると
一階には国王の戴冠式に使用された御車が展示されている。ブルネイ王室の歴史
を学ぶことができる。かなり見ごたえあり。

ジャミヤシル・ハサニル・ボルキア・モスクは現国王の即位25周年に合わせ
8年の歳月かけて建設された。「ニューモスク」またはカンポン・キアロン地区
にあるため「キアロン・モスク」と呼ばれている。本堂とミナレット(尖塔)の上の
ドームは純金製。

オマール・アリ・サイフデン・モスク(オールドモスク)は前国王第28代
オマール・アリ・サイフデンの名を冠した美しいモスクで、夜はライトアップ
されている。(TOPページ参照)一日観光はこの後、イスタナ・ヌルル・イ
マン(王宮)、ヤヤサン・コンプレックスに寄りホテルに戻って終了した。

9月24日はホテルでタクシーをチャーターして前日の一日観光で
見残したハンデイクラフトセンターに寄った。ブルネイの伝統的な
手工芸品の展示即売をしていた。不思議なことにブルネイ博物館で
購入できなかったブルネイ・ミュージアム・ジャーナルのバック・ナ
ンバーが揃っていて販売されていた。

9月25日、今日はまた昨日と同じ運転手のタクシーを頼んで、ブルネイの
海岸沿いを走って貰うことにした。その前にブルネイ歴史センターを見学した。
時間が無かったので30分ほど係りの人から話を聞いた。主に王家の歴史を
研究している機関である。

その後、タクシーはブルネイの最西端クアラ・ブライトを目指して、海岸沿いの
幹線道路を120〜30kmの速度で走る。クアラ・ブライトの渡し場に到着。
この向こう岸はマレーシア・サラワク州である。

次に向かったのはセリアで、ブルネイで初めて石油が発見された土地
と言われている。石油の商業用採掘もセリアで始まった。このモニュ
メントはビリオン・バレル記念碑(写真上)で、10億バレル採掘を記念
して1991年に建てられた。

途中、休憩にエンパイア・ホテルに寄った。とてもゴージャスなホテルで次回は
ここに泊るのも良いと思った。最期に訪れたのはムアラであった。クアラ・ブライト
からムアラまでブルネイの海岸線を最西端から最東端まで走破したことになった。
ちなみに、ホテル→ブルネイ歴史センター→クアラ・ブライト→セリア→ムアラ→
ブルネイ空港までタクシーを依頼して200B$であった。9月25日、ブルネイ空港
からBI827便でKK空港へ向かった。ムアラの浜辺(写真下)で見たグラデーション
の様な海の色がとても印象的なブルネイの旅であった。

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